埼玉の穴場スポット④ー歴史を感じる草加の旅
テーマ:そうか、草加に行こう(言いたいだけ)
久々に埼玉県の話となります。
実は紹介していなかった、草加市に関する話をしていこうと思います。
〇 草加市
埼玉県の人でなくても、草加市について知っている方はたくさんいると思います。
東京都の足立区に隣接している自治体であるので、東京へのアクセスが抜群によい地域であります。
有名どころというと、草加せんべいですかね。
では、下の写真の紹介をします。
これは、草加松原と呼ばれるものです。
草加市はもともと、日光道中の宿場町となっており、宿場町のあとが街中に現在も残っています。
この草加松原は、江戸時代には「千本松原」と呼ばれ、親しまれていました。そして、松尾芭蕉が書いた「おくの細道」にも登場したのだとか。
しかし、公害などの影響でマツの数が著しく減ってしまったときもありました。それから、保護・捕植活動などのおかげで現在は500本以上のマツ並木となっているそうです。
風情があってよかったですよ。
上の写真のとおり、この草加松原は「日本の道100選」にも選ばれているそうです。
日光道中の保全活動は様々な地域で行われていますが、埼玉県は特に力を入れているような印象をもちます。
埼玉県内の日光道中の宿場町として、
・草加 (最寄り:草加駅 東武スカイツリーライン)
・越谷 (最寄り:越谷駅 東武スカイツリーライン)
・粕壁 (最寄り:春日部駅 東武スカイツリーライン・東武アーバンパークライン)
・杉戸 (最寄り:東武動物公園駅 東武スカイツリーライン)
の6つがあげられますが、いずれの地域も盛んに保全活動が行われています。
草加だけを巡るのでなく、他の宿場町にも訪れることで江戸時代の日光道中の雰囲気を味わうのもよいですね。埼玉県外の宿場町ももちろん、保全に力を入れているところがありますよ!
あ、草加に来たなら草加せんべいを買って食べてほしいところですね!
草加宿の一番面白いと思うところは、先ほども述べた通り、草加は東京の隣にあるんですよね。そして、草加松原の最寄り駅となっている「獨協大学前<草加松原>駅」の近くには大規模なマンション群があります。そのすぐ近くに日光道中のあとがあるというギャップを感じることができる場所であると私は思っています。そこが実に面白い…。ぜひ、草加に行ってみてくださいな!!
今回はいつもより少し短めですがここまでとします。
最近、忙しさが尋常じゃなくなってきましたが、年末年始にたくさんブログを投稿できればいいなと思っておりますので、よろしくです!
〇 アクセス方法
草加松原に行くのであれば、最寄り駅は「獨協大学前<草加松原>駅」となります。
草加駅からも行けなくはないのですが、やや距離があります。しかし、草加宿を楽しむということであれば、草加駅~獨協大学前駅を歩くということは普通にありえるかなと思います。
□ 上野駅から東京メトロ日比谷線(東武スカイツリーライン直通)
草加駅まで 約27分
獨協大学前駅まで 約30分