特急日光号に乗ってきた(JR⇔東武直通)
テーマ:足を伸ばすことができる元成田エクスプレス車両
皆さんは日光に行くのにどのような方法で行きますか?
もちろん、車で行く人もいると思いますが、鉄道に焦点をあてると2つに絞られると思います。
・宇都宮まで東北新幹線に乗り、宇都宮からJR日光線で日光駅まで
お金を節約したいのであれば、東武特急で東武日光に行く人が多いと思います。でも、本音は新宿や池袋から1本で行けたらいいですよね…。
実は、それがあるんです!
新宿駅から東武日光、または鬼怒川温泉までいける特急電車として、
・特急 日光号 (1往復分)
・特急 きぬがわ号 (1往復分)
・特急 スペーシアきぬがわ号 (2往復分)
というようにあります。東武だけで運転する特急と比べ、料金が高く設定されてしまっていますが、利便性は高いといえます。
私は、日光に行く用事はありませんでしたが、大学の帰りに、ちょうど特急日光8号に乗れる機会があったので、栃木から新宿まで特急に乗ってみました。
上の写真に出ている車両が、特急日光号・特急きぬがわ号で使われているものになります。元成田エクスプレスとして使われた車両であります。特急日光号の他に、長野電鉄の特急スノーモンキーにも使われています。
特急日光の行先は、「新宿」でなく、「JR新宿」となっていますね。おそらく、浅草方面へ行く人が間違えて池袋・新宿方面へ行くことを防ぐためでしょう。
今回の記事とはそれほど関係ないことですが、今年の6月の東武鉄道のダイヤ改正で新たに、東武日光方面から南栗橋方面に向かう急行電車が誕生しました。
では、ここから車内についてです。
写真を見ると分かるでしょうか…?
実をいうとこの車両、窓と座席が合っていないというのが特徴なんですよね。成田エクスプレスの座席とは違い、特急スペーシアの座席に合わせているのでは、ということが考えられます。そのようにして改造した結果、そのような事態になっている、ということがいえます。
また、この車両は座席と座席の間が他の特急車両と比べ、間隔が広いんですよね。私の場合、足を伸ばしても前の座席にぶつかりませんでした。なので、快適に乗ることができました。
JRと東武の直通ということで、どこかに乗りいれることのできる場所がありますが、その駅が栗橋駅です(埼玉県久喜市)。栗橋駅において、東武鉄道からJRへと移ります。
ちなみに、JRに移る途中に車内の電気が一瞬だけ消えます。いわゆるデッドセクションです。
栗橋駅で乗務員の交代を行うためにいったん停車し、大宮・浦和・池袋・新宿へとすすんでいきます。栗橋駅は、あくまでも乗務員交代のためだけに停車するので、乗客の乗り降りはできません。
ちなみに、私の他に乗客の数はどのくらいかというと、ほとんど乗っていませんでした。1両に5人乗ってたかどうかくらいですかね?栃木駅から乗った乗客もほとんどいませんでした。
終点の新宿駅です。なんと、旧成田エクスプレスと現成田エクスプレスが並んでいるところを見ることができるのですね!!
そして、特急日光から、そのままお隣の成田エクスプレスに乗ってすぐに成田空港方面へ向かうことができます。成田空港までのアクセスが非常によいことから、外国人の方で重宝する人はいるかもしれませんね。
某ユーチューバーは、スイカペンギンのことを、東日本旅客鉄道株式会社代表取締役社長と言ってますがね…長い(笑)
この広場から、新宿~代々木の間を通る鉄道を見ることができますよ。
という感じで、特急日光号のお話でした。
ちなみにですが、JR⇔東武直通の特急に乗る場合は、ICで乗るより普通に切符を買って乗った方が無難です。
というのも、栗橋駅で改札を通ったわけではないので、運賃の計算がややこしいことになるんですね。ICで乗ることも理論上できなくはないですが、恐らく余分に料金を多くとられると思います。
JRから東武へ改札を通ることなく乗り換えることができるのは北千住しかありません。ということは、特急日光号でICで乗るとき、東武鉄道内は乗った駅から北千住までの運賃、それから北千住からJR線で降りた駅までの運賃となると予想されます。
めんどくさいことになると予想されるので、事前に切符を買って乗った方がよいと思います。
今回はここまでです。