長野シリーズ①ー日本一標高の高い駅・野辺山駅
テーマ:鉄道とソフトクリームが楽しめる
白と茶色の駅舎が特徴の駅といえるのではないでしょうか。
長野県内の小海線の駅の中では、最も南に位置する駅です。野辺山駅の隣の県、山梨県に入ると、高原リゾートの地としてかつてかなりの賑わいを見せていた清里駅があります。
〇 野辺山駅とは?
野辺山駅は、鉄道好きの方であれば、ぜひ一度は訪れてほしい駅であります。
というのも、この野辺山駅は、日本で最も標高の高いところにある駅として有名なのです。
野辺山駅の標高はなんと、約1,346m!!
とてつもなく高いところですよね…。私の住んでいる千葉県は500mをこえているところがないので、余裕で千葉県の最高峰(愛宕山)をこえてます…(笑)
100mで気温が0.67℃ほど下がると考えると、標高0mのところと気温が6,7℃ほど違うということになります。野辺山に行ったのは夏でしたが、確かに少々涼しかったですね。
駅のホームにも、駅舎の前にも、標高の高いところにある駅であるということが示されています。もちろん、最高峰の駅であるということで、野辺山駅を目指す観光客も大勢いらっしゃいます。
〇 最高地点
さて、最も標高の高いところにある駅は野辺山駅ですが、野辺山駅が最高地点というわけではありません。
しかし、最高地点も野辺山駅の近くにあります。
ここが、日本の鉄道で最も標高の高いところにある地点となります。
野辺山駅から徒歩30分弱程度かかりますが、それほど道に迷うことなくたどり着くことは出来ると思います。
私は、ここに来て最高地点を通過する列車をとることにしました(笑)。
最高地点の踏切付近には、ここが日本の鉄道の最高地点ということを示している石碑みたいなものが置かれています。
ちなみに、ここの標高は1,375m。野辺山駅よりさらおよそ30m高いところにあります。写真でみるとおり、人が集まっています。
鉄道好きはもちろん、一般の方もたくさんいるという印象でした。
最高地点を通った列車は普通列車ではなく、何と「HIGH RAIL 1375」でした!(撮影の腕は全くございません…ご了承ください)
列車の名前にある4桁の1375は、そう、最高地点の標高を表しています。
JR東日本も、やはり野辺山駅周辺の特徴に注目しているようで、観光に力を入れているという印象を受けます。
実は新宿駅から特急列車を使えば、乗り換え1回でいけるという、実は東京からのアクセスがよい場所です。後でアクセス方法をご案内しますね。
さて、最高地点の周りには何もないということはありません。
「レストラン 最高地点」で、日本の鉄道の最高地点で食事を楽しむことができます。
しかし、私が訪れたのは午後4時前後でしたので、お昼ご飯は食べてきちゃいました(笑)
ということで、最高地点付近の売店でソフトクリームを食べました!
ちなみに、野辺山高原の乳牛はかなり有名で、近くのスーパーに行ってみると、野辺山の牛乳が販売されたりします。
夏ということもあり、涼しかったですが美味しかったです!
ソフトクリームを舐めながら日本の鉄道の最高地点を堪能することができました♪
野辺山高原で乳牛が有名ということで、牛のキャラクターがいるのでしょうね。
名前ついているのかな…(笑)
さて、今回は長野県の野辺山駅のご案内をさせていただきました。
長野県シリーズは初めてですが、長野県内も様々なところへ旅行した経験がありますので、随時紹介していけたらと思います。
◇ 野辺山駅までのアクセス方法例
小淵沢駅 9:53着
10:07発 JR小海線・小諸行
野辺山駅 10:41着
料金:5,650円(乗車券3,410円+特急指定券2,240円)
※立川駅から特急乗車の場合は4,990円
特急使えば3時間かからずに行けることもできるのですね。
なお、JR小諸線は電車の本数は少ないです。おおよそ、1時間半に1本程度と見た方がよさそうです。土休日など、期間限定に走る列車もありますから、時刻表をよく確認してみてくださいね。
〇 おまけ
小淵沢駅は山梨県に入ってしまいますが、ついでにご案内します。
ここには、かなり安価でそばを食べることができます♪
私がこの旅を行ったのは大学1年のときかな…?いずれにしろ、この時はまだお金がなくて、小淵沢~甲府~大月~高尾~新宿~船橋と全て在来線で帰宅したので、体力をつけるという意味で食べました(笑)
ちなみに、行きは中央線でなく、群馬県から碓氷峠を経由して軽井沢・小諸方面から野辺山に向かいました。いずれにしろ、在来線だけだとかなり遠かったです(笑)
雑談ー超長距離通学の失敗談
テーマ:最強の敵はやっぱり眠気だよね
前回に引き続き、今回も超長距離通学についてのお話をしていこうと思います。
今回は、3年半行ってきている超長距離通学についての私の失敗の経験談について紹介していこうと思います。
長距離通学を行う方々はこんなところに注意しなきゃいけないんだ…ということを思いながら参考にしてみてください。
この写真は以前のブログで紹介したことがあると思いますが、1コマの授業があるときに実際に乗車した列車です。
船橋法典駅発が5:23、まあ早い(笑)
ちなみにですが、続きを書くと、
船橋法典駅 5:23発 JR武蔵野線・各駅停車・府中本町行き
南越谷駅 5:52着
新越谷駅 6:01発 東武スカイツリーライン・区間急行・南栗橋行き
南栗橋駅 6:31着
新栃木駅 7:10着
東武宇都宮駅 7:55着
6月にダイヤ改正が行われたので、今はこの通りの流れではいけません。船橋法典駅から東武宇都宮駅まで2時間32分かかるのですね(笑)
幸い、今は4年生となって1コマ授業がありませんのでこれほど早く起きる必要はなくなりました。また、新船橋駅のほうが家から近いので、船橋法典駅の使用も取りやめて東武オンリーで通学を行っています。なにせ、船橋法典駅まで徒歩30分ほどなので…💦
1.寝過ごした結果、1000円以上の支出…
これは、私が完璧に不必要な行為を行ったことによるミスです。なぜ、その列車に乗ってしまったのか…
これは、私が東武オンリーで通学していたときのことです。春日部駅において東武アーバンパークラインから東武スカイツリーライン(区間急行・南栗橋行き)に乗り換えるのに、乗り換え時間が15分と長かったのです。そこで、乗る列車の一本前の列車(準急・久喜行き)に乗車して、東武動物公園駅で乗り換えようと考え、それに乗りました。しかし、これが大きな命取りに…
準急・久喜行きで春日部駅から東武動物公園駅までの所要時間は約8分。しかし、この8分の間で寝落ちをしてしまったのです…!!!
その結果、乗り換える駅の東武動物公園駅を過ぎてしまい、お隣の和戸駅に到着するタイミングで起きたと…
寝過ごした!戻らないと!!
しかし、和戸駅から戻ってしまうと、どうあがいても授業に遅刻することが判明…!
そこで残された方法が、そのまま久喜駅まで進み、久喜駅から宇都宮駅までJRで進むという方法でした(久喜駅~栗橋駅のみJRに乗り、栗橋駅から東武に戻る方法もありますが、1コマの場合はその方法でも間に合いませんでした)。
その範囲は定期の範囲でなかったので、当然自腹で払うことに…
計 1.340円
たまたまお金を持っていたから助かったけれど、とてつもなくすごい出費でした…。
この事件以来、おとなしく春日部駅で南栗橋行の列車を待ち、久喜行に二度と乗ることはありませんでした(笑)
2.トイレが我慢できなくて990円の出費
これも東武オンリーの通学の時ですね。逆にいえば、武蔵野線を使って通学した時に、トイレトラブルによって出費をしたり遅刻したりということはありませんでした。まあ、帰りはよく吉川美南駅にはお世話になりましたが(笑)(笑)
さて、私は起きたらご飯を食べ、すぐに家を出発します。
当然、朝ごはん食べた後に家でゆっくりするということがありません。
ということは、通学中にトイレに行きたくなる事例が頻繁に発生します。
柏駅でトイレに行きたくなり、行くことができればよいのですが、特にそういったことを感じないときが一番の注意なのです。
柏駅から春日部駅までの所要時間は45分ほど長めです。中間地点でトイレに行きたくなったら地獄です。
春日部駅まで我慢できればよいのですが、さすがに漏らすわけにはいかないので我慢できない時は列車から降りてトイレに駆け込みます。
さて、トイレに駆け込んだということは、通学が遅れるということになります。
一本あとの列車でも間に合うのならよいのですが、だめなら栗橋駅からJR線です。
てことで、栗橋駅でJR線に乗り換えて宇都宮駅へ向かったことがこれまで何度かあります(^^;)
実は約1000円かかる…これもかなり痛い出費です…(´;ω;`)
ちなみに、列車に乗り遅れたことに対して特急列車で追いついて間に合うケースはありますが、1コマ時の場合はそのやり方では通用しないことに注意。
通用するとしても、春日部~栃木間で840円かかるので、出来れば使いたくないですよね。
3.バスの遅れで列車に乗り遅れる
宇都宮市を走るバスは、残念ながら時刻通りに来ない場合が多いです。
特に帰りのバスは宇大前到着が10分遅れることがほぼです。雨の日ですとさらに遅れます。
最低でも宇都宮東武駅の到着予定時刻より、10分遅れるという計算で通学するようにしましょう。JR宇都宮駅西口の場合は15~20分ほどで考えるのがベストです。
私も最初は判断を誤って、予定の一本遅い列車に乗ったケースがあります。東武宇都宮駅では、1本逃すと、最大30分ほど待たなければならないので特に注意が必要となります。
余談ですが、新越谷駅構内に「小諸そば」というお蕎麦屋があります。
安い値段でおそばを食べることができるので、おすすめです。
ここでよく、ヒレカツ丼セットを食べていました。今は新越谷駅が定期の範囲から外れてしまっているのでなかなか行くことができないので、少し名残惜しいです。
4.持ち物準備が不十分で990円の出費
これは、大学に行くのに持ち物の準備ができておらず、家を出ることが遅れたことによって、乗る電車に間に合わなかったということです。
定期券がない…!学生証がない…!財布がない…!
見つけて気づいたときは、もうすぐ電車が来てしまう!間に合わない!
じゃあ、栗橋駅からJR宇都宮線だ!ということで、ここでも990円が消えていくということであります…。
持ち物の確認は必ず寝る前に確認しましょう!
こんなところですかね、まあなんだかんだで無遅刻無欠席でここまで大学生活を送ることができました。超長距離通学だからこそ、対処法が多いというのが強みなのかもしれません。
今はコロナの影響でオンラインが中心だとは思いますが、もし長距離通学する機会が訪れたらこんな点を参考して注意してみてください。
長距離通学シリーズはここで一旦区切りたいと思います。何かまた話をしたくなったら投稿しますね。
次回から旅行シリーズに戻ります。
雑談ー長距離通学の仕方(宇都宮向け)
テーマ:長距離通学は思う以上に大変なのですよ
今回は雑談シリーズで、長距離通学についての話をおこなおうと思います。
以前、長距離通学の大変さについてのご案内をさせていただいたと思いますが、今回は本格的に長距離通学に関する話を行おうと思います。
今回、具体例がほしいので宇都宮を舞台に話をさせていただきます。
長距離通学というより、もはや超長距離通学といっても過言ではないですよね(笑)
大学まで3時間半以上もかかります。つまり、通学の行き帰りで7時間以上使っているということになります。
自称、超長距離通学の仙人です(笑)
〇 宇都宮への通学方法
鉄道を使った宇都宮への通学方法は以下のものがあげられると考えます。
・東武鉄道
これらがあげられると思います。今回は、そのうちのJR宇都宮線・東北新幹線・東武鉄道をあげてご案内をさせていただきます。
<通学の注意事項>
・トイレ
・飲み物
・振り替え輸送
〇 JR宇都宮線のみ
⑴ 埼玉方面から宇都宮へ
JR宇都宮線の車両には必ずトイレがついているので、トイレの心配については特にないです。トイレのある場所を必ず確認するようにしましょう。
長い編成の宇都宮線でしたら、1号車と11号車に必ずあります。車両によっては、6号車や10号車にある場合があります。
JR宇都宮線において特に気を付けなければおかないのが、遅延情報です。
JR宇都宮線は様々な路線につながっています。
つながっている上野東京ラインや湘南新宿ラインでは、高崎線・常磐線・東海道線・伊東線・横須賀線・総武快速線・外房線・内房線・総武本線・成田線…と、様々な路線とつながっています。つまり、これらのどれかで遅延が発生すると、その影響が様々な他路線へと広がっていくということになります。
実際に、上野東京ラインは毎日遅延が発生しているといわれるほど遅延が発生しやすい路線となっています。その情報をいち早く知るために、JR東日本のアプリを事前にインストールすることをおすすめします。(これは那須方面からも同じです)
JR東日本のアプリをいれておくことで、電車がどこを走っているのか・何分遅延しているかが分かるので、それを参考にして通学をしましょう。
なお、JR宇都宮線が運転見合わせしている場合は、東武鉄道に振り替え輸送を行うことを考えることを強くおすすめします。
参考にJR宇都宮線では、雀宮・間々田・蓮田駅を中心に人身事故が発生しやすい路線です。宇都宮方面へ向かうときに遅延が心配な場合は、1本早い電車に乗ることも考えるのもよいと思います。
朝方は宇都宮方面も結構混んでいます。
席は座ることはできますが、古河駅以北から乗車する際は注意が必要です(小山駅でたくさんの方が降りられるので、そのタイミングで座ることは十分にできます)。
⑵ 那須方面から
大学に通ってから、在来線で黒磯より北から通っているという話は聞いたことがないですが、いるという状態でご案内します。
とにかく、眠気には気を付けてくださいね。私も宇都宮線の宇都宮~黒磯区間は寝ていることが多々あります。宇都宮行に乗っているならまだいいのですが、朝方は上野行や小田原行もあります。ずっと寝てて東京まできちゃいました。っということがないように十分に気を付けましょう。
あとについては埼玉方面と一緒かと思います。トイレもついているはずです。ただ、4両での運転がメインとなっているので、埼玉方面からと比べて混みやすいです。その点については意識しておきましょう。
〇 新幹線通学
新幹線については、とにかく発車に遅れない・寝過ごさないというところに特に注意しましょう。遅延はめったにとはいいませんが、それほど発生しません。安定して走行することができています。
最も気を付けなければならないことは、特に宇都宮に向かうときですね、宇都宮駅を通過する新幹線に乗らないようにということです。
東北新幹線のはやぶさ・こまちは全列車、宇都宮駅を通過します。
それ以外も、一部のやまびこ・つばさも宇都宮駅を通過します。
この新幹線は宇都宮駅にとまるだろうか?については、新幹線の車両だけでは判断できないので、案内表示板でしっかり確かめて新幹線に乗車するようにしましょう。一歩間違えると、福島や仙台へ連れてかれますからねー…笑えないです。
あと、北陸新幹線・上越新幹線のほうにもいかないでくださいね(^^;) 特に大宮駅から乗車する方はめっちゃ注意です!!!
ちなみに、上の2枚の写真に3種類の新幹線の車両があります。
E3系新幹線(紺とオレンジ)、E5/H5系新幹線(緑)、E6系新幹線(赤)の3種類いずれも東北新幹線を走る車両ですが、これらは窓側の座席であれば、スマホを充電することができますよ♪ぜひ、参考にしてみてくださいな。もちろん、道具がないとできませんが(笑)
〇 東武鉄道
次は東武鉄道です。
在来線、新幹線と比べると、圧倒的に長距離通学の環境がよくないと個人的には考えています。
まずトイレですが、原則として車内にトイレはありません。
今年の6月に南栗橋~東武宇都宮まで1本で行くことができるようになりましたが、そのかわりとして約80分の間、トイレに行けないということにもなります。トイレに行こうと駅に出ると、30分待たなければならないなど…
なので、通学するときにどのタイミングでトイレに行くことができるかについてはよく考えるようにしましょう。
トイレに行けるタイミングとして以下があげられます。
・普通列車が5分以上駅に停車している(新栃木駅、新大平下駅など)
これらも時刻表で確認しておくようにしましょう。日中であれば新栃木駅で5分ほど停車することが多いので、そのタイミングで行くのもよいでしょう。ただし、南栗橋方面へ向かう場合は、階段をともないますので、あまりおすすめしません。東武宇都宮方面へ向かうときには使えると思います。
なお、南栗橋駅ですが、急行・区間急行で南栗橋に向かってしまうと、乗り換え1分というレベルですぐに南栗橋駅を発車してしまう場合が多いので、南栗橋駅でのトイレ休憩は望めません。
南栗橋駅で休憩したい場合は、その一本前に走ってる準急・普通に乗っていくことをおすすめします。意外とゆったりできますよ。
上の列車で80分ほど南栗橋まで揺れるということになります。
飲み物ももつようにしてくださいね。
乗り換え駅で自動販売機はありますので、心配することはないと思いますが。
※南栗橋以南
南栗橋駅以南から通学する方はもう一つ、注意しなけらばならないことがあります。
それは遅延です。
浅草~東武動物公園の間の路線(東武スカイツリーライン)も、人身事故が頻繁に起きやすい路線です。特に北越谷~東武動物公園の間の発生件数はかなり多い印象です。
ここにおいても、JR宇都宮線と同じように、東武鉄道の公式アプリをインストールして電車の走行状況を把握しながら通学する必要があると考えられます。
そうすることで、東武鉄道の遅延がすごい…⇒JR宇都宮線に振替輸送してもらおうという対応ができると思います。(実際に私も何度かやりました。)
特に、帰りがけのほうが遅延が発生しやすいので注意です。
運転見合わせが解除されてもなかなか元通りの時刻表で運転できないのが東武スカイツリーラインです。遅延が続きそうと思ったら即刻振替輸送にうつることを強くおすすめします。運転再開しても、なんだかんだとまっています(経験者は語る)。
あとは、栃木~春日部間でたまに特急列車に乗るということもいいと思いますよ♪
夜割使えば、520円で乗れます。
特に、特急スペーシアの座席の座り心地は格別です!ぜひ、一度ご乗車されることをおすすめします!!
今回はこんな感じで、長距離通学の方法についてのご案内をさせていただきました。
他にも、
・定期券範囲の駅に降りてみる。
・駅そばを食べてみる。
などといった楽しみ方もありますので、何かきになることあれば、遠慮なく私に相談してくださいな!
栃木シリーズ⑤ーわたらせ渓谷鐡道終着駅・間藤駅
テーマ:今も残る重々しいあの跡
今日は9月12日ですが、天気は悪いものの気温が低いので過ごしやすいという状態です(船橋は)。
そろそろ8月にあった猛暑は終わりを迎えましたかね、迎えてほしいですけどまだまだ油断はできないですよね。特に今年は台風が例年より少ないですが、これからやってくるということは十分に考えられるので、身構えておかなければならないですよね。
さあ、今回は前回投稿(9月10日)した、「栃木シリーズ④ーわたらせ渓谷鐡道のトロッコ列車」の続きになります。それを読まなくてもこの記事を読むことはできますが、できれば前回の記事を見てからこちらの記事を見てもらえればと思います。
※「栃木シリーズ④ーわたらせ渓谷鐡道のトロッコ列車」の記事は下から!!
https://pi-kensan.hatenablog.com/entry/2020/09/10/103137
さて、今回は通洞駅からさらに北方向への話となります。
帰りは間藤駅から鉄道に乗って桐生へ帰りましたが、実は行きは通洞駅から間藤駅から歩きました。せっかくだから…という出来心です(笑)。
通洞駅を出ると、駅は足尾駅・間藤駅を残すのみとなっています。
〇 足尾駅
通洞駅から歩いても15分くらいで到着する駅が足尾駅です。
通洞・足尾・間藤、さらには通洞駅の1個手前の駅の原向駅は現在、日光市の中にある駅となっていましたが、市町村合併前は足尾町でした。
なので、名前からするとこの足尾駅が町の中心となる駅なのかな…と思いきや、そのようには見えないですよね…
実際、観光の拠点は通洞駅になっておりますし、足尾銅山全盛期のころに栄えた足尾町はすっかりなくなってしまった…という印象がします。若者はどんどん足尾から離れていき、高齢化が急速していく…地方の至るところで起きている問題ですが、足尾町ではそれが顕著にみられる場所と言えるのかもしれません。
〇 間藤駅
そして足尾駅からさらに歩くこと30分ほどでしょうか。わたらせ渓谷鐡道の終着駅の間藤駅に到着です。
間藤駅についてたので、帰りの電車が来るまでまとう…!
なんて言わず、間藤駅付近の散策も行いました。
上の写真に注目してみてください。
間藤駅の先は、今は通行止めみたいなマークがあって通ることができませんが、実はその先にも線路の続きがありました。
間藤駅を出てすぐにある道路を北方面に歩いてみてください。そうすると、謎の踏み切り機が設置されているところがあります。
もちろん、今は電車は通らないので踏切が鳴ることはありませんが、今もそれが残っている様子です。
(写真が手元にありませんでしたので、もし知りたい方は調べてみてください。)
さて、その間藤駅から先、どこへつながっていたのかというと、駅名は足尾本山駅というところまでつながっていました。
足尾本山駅は、貨物専用の駅であったところです。
間藤駅から先、どこにつながっているのかというと、駅名でいうと足尾本山駅です。その駅の近くには、足尾精練所がありました。おそらく、そこで作られたものを貨物で運んでいたのでしょう。そういう意味では足尾本山駅は、かなり重要な役割を持っていた駅であるといえます。昔の足尾銅山はかなり日本からとっても重要な鉱山でしたからね。
しかし、足尾銅山が閉山されるとその役目も終わり、足尾製錬所も駅も閉鎖された、ということになります。
そこまで実は歩いていったのですが、ただならぬオーラを感じたっというか、不気味なオーラを感じてしまい、一人で歩くのは正直精神的にきつかったです…。あまり近寄りたくなかったな…
本当はもっと近づいて写真撮りたかったのですが、世界の終わりのオーラを感じてしまい、恐怖感が増してできませんでした…。初めて歴史の遺産に負けました…。それも負の遺産に…。
ここまでは間藤駅から徒歩30分で行けるところです。人によっては遠いと感じるところですが、興味のある方はぜひ行ってみてください。
ちなみに、間藤駅周辺には野生の猿がたくさんいますよ🐵♪
〇 冒頭のテーマは…?
さて、冒頭のテーマには、「今も残る重々しい跡」と設定しております。
これは、間藤駅の近くにある足尾精練所という解釈でとっても間違いではないです。
なにせ、足尾銅山鉱毒事件をもたらした犯人の一つでありますからね。
しかし、その被害というと我々の住んでいる場所にどうしても目が行きがちなのです。
その一つとして頭に思い浮かべることは、渡良瀬遊水地だと思われます。
たしかにそこもたくさんの被害は出ました。
しかし、足尾町はどうでしょうか…?
きっと公害で悩まされた方がたくさんいらっしゃったと思います。
そして、この写真をみてください。
お気づきでしょうか…?山の色は緑ではないですよね?
いわゆる、「ハゲ山」状態です。これも足尾銅山の公害による影響を受けています。
足尾銅山による公害が発生したのは今から100年以上前の話、その影響がいまだに残っているということです。これが重々しい跡といえるのではと私は考えています。
このままではこの山々に植物が育つことができず、緑の山々となることはないです。
これは、わたらせ渓谷鐡道の旅と違う日に行きましたが、足尾では植樹の活動を行っており、毎年4月には「春の植樹デー」と題し、全国からたくさんの方々が植樹のボランティアに集まってきています。
私も一度、この活動に参加させていただきました。
植樹する前の様子の写真はありましたが、後の様子がありませんでした💦
シャベルと、支給された苗を持って登り、所定されたところへ行って植えてきました♪
この活動があって、足尾の山にはほんの少しずつですが、緑が増えてきています。
しかし、完全に緑になるにはまだまだ果てしない…。でも、このような活動を地道にやっていくことが大事だと思います。まさに、塵も積もれば山となる、ですね。
このようなはげ山の様子は、「銅親水公園」から見ることができます。
間藤駅から徒歩45分ほどと結構遠いです。しかも、バスは親水公園までなら一日2本しかありませんので、注意が必要です。でも、そのような様子を実際に行って目で見ることが大事だと思いますので、積極的に行ってみてください。
左のほうの山は、緑が戻ってきている様子が分かりますね。でも、まだまだかかりそう!
こんな感じで、2回にわたってわたらせ渓谷鐡道の観光のご案内をさせていただきました。
今は渡良瀬川の渓谷を楽しみながら観光を行うことができますが、その裏では負の歴史的な出来事があり、その遺産が未だに残っています。その両方をぜひ、五感で感じながら巡ってみてください。いろいろ考えさせられると思いますよ。
実は、群馬県内のわたらせ渓谷鐡道の駅にほとんど降りたことはないので、近日中にわたらせ渓谷鐡道を訪れようと思います。鉄印もありますしね。その時の様子もブログに残せたらと思います。
最後にわたらせ渓谷鐡道の普通列車の写真を載せて終わりにしましょう。
それではまた次回も読んでいただけると幸いです!
栃木シリーズ④ーわたらせ渓谷鐡道のトロッコ列車旅
テーマ:自然を五感で感じる鉄道旅
前回のブログに引き続き、栃木県の紹介です。
といっても今回。この記事でご案内する「わたらせ渓谷鐵道」は、群馬県内も走行している路線です。
わたらせ渓谷鐡道は、桐生駅(群馬県桐生市)から間藤駅(栃木県日光市)を通る第三セクター鉄道です。群馬県内が中心となるので、本来であれば群馬シリーズにするべきところではありませんが、次回のブログのことも考慮してあえて栃木シリーズにさせていただきます。 すみませんが、ご了承ください。
群馬県内の駅の沿線も見どころはもちろんたくさんあります。
・水沼駅でしたら、駅に付属している温泉センター
・神戸(ごうど)駅でしたら、かつて東武鉄道で使用した車両が使われているレストラン
などなど、面白い駅がたくさんあるという特徴があると個人的に思っております。
〇 さあ、乗車!
私が乗ったのは、トロッコわっしー5号だったかな?
窓付きの車両もありますが、窓がない状態でそのまま自然を感じることのできる車両もあります。これが大きな特徴ですね。
トロッコ整理券(520円)を購入することで乗車することができますよ。
関東地方でトロッコ列車に乗れる路線って、ほとんどないですよね。
おそらく、わたらせ渓谷と小湊だけ…?
むしろ、SLを走らせている路線のほうが多いような…(笑)
ということで、トロッコ列車は人気があります。
桐生を抜けると、自然だらけのところへと入っていきます。
最初はこんな感じでのどかな風景が広がっていきます。
ここから渓谷へ入っていくんだと思うと、ワクワク感がとまらない…と個人的に思う次第であります(笑)
さあ、渡良瀬川が見えてくるといよいよ本番です!
ここから一気に景色が変わっていきますよ~
渓谷らしくなってきましたね!
上の写真3枚をそれぞれどこで撮影したかはもう覚えておりませんが、このような風景の変化はトロッコ列車に乗って感じることは容易にできますよ~
また、スポットなどを通るときはお知らせしてくれ、減速しながら通行してくれるので、ゆっくりと堪能することもできますよ!
車内が光っていますね!素敵なイルミネーションでした。
これは、わたらせ渓谷鐡道内の「草木トンネル」を通過している時の写真です。
このトンネルがなかなかの曲者で、長いんですよね。全長が5kmを超えています。
しかも、何せ窓がなくてフルオープンなので、すっごく寒い!!!
トロッコ車両に乗っている方は、およそ5分はこの寒さに耐えながらイルミネーションを堪能するという…苦行(笑)
しかも、夏でもすっごく寒いです!耐えられそうっ!と思ったら、この時だけ窓のある車両に移動しよう!ということもできるので、無理して風邪ひくよりかはそのような行動をするということも考えるのもよいでしょう。
草木トンネルを抜け、超えた先にある沢入駅も通過したら、いよいよ栃木県に入っていきます。
個人的な話ですが、トロッコ列車で唯一嫌だな…と思ったことは、虫が普通に車内に入ってくることでした。
まあ、窓がフルオープンなので仕方ないことではありますが、もしそれが嫌だな…と思ったら、虫よけスプレーを用意するなどといった対策は必要かと思います。
〇 トロッコ列車は通洞駅へ
さて、私は終点の間藤駅まで行かず、間藤駅の2つ手前の通洞駅で降りました。
まあ、栃木県内のわたらせ渓谷鐡道の駅で観光拠点といったらこの通洞駅になるでしょう。実際に多くのお客さんがここで降りました。
この通洞駅には何があるかというと…?
写真にあるように、足尾銅山観光があるというところが通洞駅沿線の主な特徴です。
駅から遠くありません。5分くらい歩けば到着するような印象です。もうちょっとかかったかな。でも10分くらい?曖昧ですね…💦
足尾銅山といえば、真っ先に思い浮かぶキーワードとして、
があがるのではないでしょうか。それで聞き覚えのある方は大勢いらっしゃるかと思います。
現在は足尾銅山は閉山されていますが、そのごく一部を、これまたトロッコを使って見学することができます。
またトロッコか…とは私は思いませんでしたが、またトロッコです(笑)
これに乗って炭鉱の中に入っていきます~
中はこんな感じです。実際に使われていた坑内のごく一部を通行するという形式です。
中には、採掘の様子を再現した人形があったりなど、足尾銅山について学ぶことのできる仕組みとなっています。採掘の仕事はすごく大変そうですよね…。
でもこれがあったからこそ、日本は近代化できたのかなとも思います。犠牲がすごかったですが…。
そして、銭に関する博物館もあります。
どのようにして作られたのか等、学ぶことができますのでこちらもぜひ時間をかけて回ってみてください。
ということで、今回はここまでの紹介とします。
次回は、終点の間藤駅とその先に関する話をして、わたらせ渓谷鐡道のご案内を終了しようと思います。
最後にアクセス方法です。
<アクセス方法例>
東京駅 7:07発 上野東京ライン・宇都宮行
久喜駅 8:03着
相老駅 9:32着
9:38発 わたらせ渓谷鐡道・トロッコわっしー1号
通洞駅 10:59着
料金:4.260円
栃木シリーズ③ーJR烏山線(烏山駅・滝駅)
テーマ:烏山線の撮影ポイント、滝にあり!
栃木県を走るJR路線といえば何があるでしょうか。
JR宇都宮(東北本)線、JR両毛線、JR日光線とありますよね。
その中で、皆さんはJR烏山線に乗車したことはあるでしょうか?というより、JR烏山線という路線をご存じでしょうか?
〇 JR烏山線とは?
烏山線は、非電化の路線であり、架線がありません。
車両は「ACCUM」というものが使われており、電車に充電をして動かすものとなっています(こんなざっくりした説明で大丈夫かしら💦)。
烏山線の路線は、宝積寺駅から烏山駅を結ぶ路線(高根沢町・那須烏山市)で、一部列車は宝積寺駅から先、JR宇都宮線に直通して岡本駅・宇都宮駅へと続きます。
烏山線は日中は2時間に1本と、大変本数が少ない路線となっています。なので、烏山線を使って旅をしたいときは、時刻表に気を付けなければならないですね…。
現在は、烏山に住んでいる人が宇都宮方面に通勤・通学するのに重宝されている交通手段といった様子ですかね。二両編成ですが、乗車率はそれなりにある印象です。
〇 烏山駅
無事、晴天の中で撮影を行うことができたなー…ってつい思いました(^^;)
烏山駅の駅舎、随分綺麗ですね。整備されたのだそうです。
烏山といえば、山あげ祭りが有名です。ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。(私は見にいったことありませんが…)
駅の近くでそばを食べることができる場所があります。
私はそこでお昼ご飯を食べ、その後烏山市の中心街を歩き回ってまた烏山駅へと戻り、宇都宮方面へと向かう、といった旅程を組んでいました。
そばとカレー二つも食べたと…?食べ過ぎ?
ちょっと聞こえないですね(笑)
烏山市内のとある公園で撮影したところです。
まあ、こんな場所があったよという参考にまで、といったところですね。
烏山市内の観光として、先ほど取り上げた「山あげ」の会館がありますので、そこに行って山あげについて学ぶのもいいでしょう。
私は烏山に行ったとき、休館中でしたので、行くことはできませんでした…。
〇 滝駅
個人的に、烏山沿線でおすすめの場所は滝駅です。
ちなみに、
ちなみに、烏山線を走っている車両は写真のものです。
以前は、これ以外にも車両は走っていましたが、現在は上のような車両しか走っていません。
そして、これが滝駅。
滝駅は、烏山駅のお隣の駅となります。宇都宮駅からの所要時間は45~50分ほどです。
滝駅は無人駅ですが、穴場スポットがあります。
こちらがその穴場スポット、龍門の滝です!
滝駅から徒歩で10~15分ほどのところにあります。駅から出たら踏切を渡り、道沿いに進むと龍門の滝へ行くことができます。
こちらがその龍門の滝です。
近づけるところまで近づいてみるとこんな写真が撮れました!
迫力ありますよね!
水の量が多いと、横に広がって滝が流れるのかな?という印象です。
私が龍門の滝を訪れたのが9月の上旬(ちょうど一年前くらいですかね)でまだ暑い時期でしたので、マイナスイオンを感じて涼むことができたので良かったです。
避暑におすすめ?(笑)
さて、そんな龍門の滝ですが、実は滝の上を走る列車を撮影することができます!
私は撮影ガチ勢ではないので、良い写真を撮る技術はありませんが、こんな感じで写真を撮ることができます。撮り鉄にはぜひすすめたいスポットです!
龍門の滝のところで、滝の上を通過する列車のおおよその時間を知らせるポスターみたいなものがあります。それを参考にして写真撮影するというのもいかがでしょうか?
こんな感じで今回は烏山線の紹介でした。
私自身、烏山線の駅で降りた駅は、宝積寺・滝・烏山しかないので、機会のあるときに他の駅にもぜひ訪れたいと思います。
埼玉の穴場スポット③ー穴場の多い高崎線沿線
テーマ:面白いところが実は多い高崎線
突然ですが、高崎線といえばどんなことを思い出しますか?
・深谷駅のおねぎのマーチ?
・前橋に行かない?
・てか、高崎線って何?
などなど、様々なことを考えると思います。
その中でも、共通理解として皆が思うのはこれじゃないでしょうか?
高崎線沿線に観光スポットってあるの?
これは高崎線だけでなく、宇都宮線にも同じことがいえるような気もします。
まあ、さ〇〇m…おっと、不思議な力によってかき消されたようだ。
しかし、高崎線は宇都宮線と比べたら面白いところがたくさんあります。今回はそれを紹介しようと思います~。
⑴ 北本駅
最初は北本駅、ここも何があるねん…と思う方いらっしゃると思います。
北本駅の所在地は、埼玉県北本市。北本市にある唯一の市であることから、利用者が多いです。平日の特急スワローあかぎ号の停車駅でもあり、快適な通勤が保証されています。1時間もかからずに上野や東京に行くこともできます。
さて、そんな北本で紹介したいものはコチラ!
とにかく、トマトがふんだんに使われているカレーです!
こちら北本市では、トマトの栽培が活発に行われており、優良品のとまとはそのまま出荷、そうでないトマトは「トマトクリーム」や「トマトピクルス」などにして売り出すことで、無駄のない経済システムを構築させて有名になったそうです。(北本トマトカレーHPより)
そんな北本トマトカレーですが、北本トマトカレーの会により、定義がつけられているそうです。
一. ライスをトマトで赤くすること
二. ルーにトマトを使用すること
三. トッピングにトマトを使用すること
写真のトマトカレーを私は食べたのですが、上の定義全てに当てはまっていました!実は私、トマトがそれほど好きではないのですが、これはしっかりと美味しいと思いながら食べることができました!
ライスも赤かったですが、細かく刻まれたトマトも入っている?という印象です。しかも意外と量が多かったんですよね(笑)
やっぱりB級グルメを食べるっというのはいいですよね~。
さて、この北本トマトカレーですが、実はすごいグルメ…!
2014年と2019年、神奈川県横須賀市で開催された、よこすかカレーフェスティバル 全国ご当地カレーグランプリで優勝を受賞したカレーなのです…!その他の年においても、準優勝や3位をとるなど、かなりの好評をもらっているカレーなのです!ぜひ一度、北本駅に降り立ってトマトカレーを食べるのはいかがでしょうか!?
おまけの北本駅です。
⑵ 行田駅
続いては、埼玉県行田市にある行田駅です。私は行田駅に行って回ってから北本駅へ行きましたが。
行田市は、暑くて有名な熊谷市の南に隣接している市です。高崎線の他に、秩父鉄道も走っています(東行田駅、行田市駅など)。
ここは、歴史好きが埼玉県を訪れるならば、まずここを訪れないと話にならないよね?というところです。
出ました!古墳群!!
そもそも「埼玉」の由来となった場所がここ行田なのです。
ここの地名は、前玉(さきたま)といいますが、この地名から埼玉県になったという説があるみたいです。
ここにはいくつかの大きい古墳、いわゆる前方後円墳があります。特に、鉄剣が発掘された稲荷山古墳は、高校の日本史の教科書に出てくるくらい歴史学では大変重要な古墳です。
歴史的に非常な重要な跡がある行田市に、ぜひいってみてください。
なお、さきたま古墳公園のすぐ近くに、さきたま史跡の博物館があるので、そちらとあわせて訪れるのもいいでしょう。
アクセスの仕方がややしにくい場所なので、ここにアクセス方法を記しておきます。
・JR高崎線行田駅から⇒循環バスあり(時刻表に注意、そんなにバスありません)
ちなみに、古墳の上に登ることができます(もちろん、登れない古墳もあります)。
ぜひ、登って、何か分からないけどとりあえず権力を手に入れた?みたいな感覚を味わってみるのもいかがでしょうか(笑)
⑶ 深谷駅
深谷市については、ある程度知っている人はいるのではないでしょうか?
まずは、深谷ネギが有名。そして、ねぎで有名ということで誕生したゆるキャラの「ふっかちゃん」がいますよね。
今回は、それ以外のもので深谷の紹介をします。
まずはコチラ、深谷駅です。
いかにも、昔ながらの雰囲気を味わせるような駅舎になっています。
…んん?これを見て何かを思い出しませんか?というものなのですが、分かりますかね。
実はこれ、東京駅の丸の内側の駅舎に似せて造られたものなのです。
ちょっと似てるという印象を受けると思います。
もちろん、これには理由がありますよ。
東京駅のこの駅舎は、レンガで作られましたが、この煉瓦は主に深谷で作られた煉瓦を使用されています。
それだけ、明治時代のころの深谷のレンガ造りはかなり有名でありました。その名残から、深谷駅の駅舎が改装され、東京駅のような駅舎が出来上がったということです。
東京駅と深谷駅のつながりをここで見せた、ということですね。
さて、この煉瓦づくりに貢献した人物の一人として、これから一万円札の肖像になることが決定された渋沢栄一がいます。
深谷市に渋沢栄一の記念館があるので、そこにお邪魔するのもよいでしょう。
「くるりん」というコミュニティバスで向かいます。歩きではいけないところにあります。
フリーパスで200円という大変安い値段で乗ることができますよ。
コミュニティバスはどこも安いものですよね。
ここが渋沢栄一記念館です。
小さめの博物館ですが、渋沢栄一に関することをここでたくさん学ぶことができますよ。しかも無料で!
どうやら、新一万円札になったということがきっかけで訪れる人が増えたようです。今はコロナで減っていると思いますが…
そんな感じで、深谷市は今、何かとあつい場所となっています!この深谷市に足を運ぶのもいいですね!まずは駅舎から味わってみましょう!!
頭にネギが生えているのが特徴です。多分(笑)
そんな感じで、埼玉県内を走っている高崎線の沿線紹介です。
あまり観光としては注目されない場所でありますが、調べてみると面白い場所がたくさんあります。今度はJR宇都宮線でも面白いところがないか自分も調べようと思っております。