埼玉の穴場スポット③ー穴場の多い高崎線沿線
テーマ:面白いところが実は多い高崎線
突然ですが、高崎線といえばどんなことを思い出しますか?
・深谷駅のおねぎのマーチ?
・前橋に行かない?
・てか、高崎線って何?
などなど、様々なことを考えると思います。
その中でも、共通理解として皆が思うのはこれじゃないでしょうか?
高崎線沿線に観光スポットってあるの?
これは高崎線だけでなく、宇都宮線にも同じことがいえるような気もします。
まあ、さ〇〇m…おっと、不思議な力によってかき消されたようだ。
しかし、高崎線は宇都宮線と比べたら面白いところがたくさんあります。今回はそれを紹介しようと思います~。
⑴ 北本駅
最初は北本駅、ここも何があるねん…と思う方いらっしゃると思います。
北本駅の所在地は、埼玉県北本市。北本市にある唯一の市であることから、利用者が多いです。平日の特急スワローあかぎ号の停車駅でもあり、快適な通勤が保証されています。1時間もかからずに上野や東京に行くこともできます。
さて、そんな北本で紹介したいものはコチラ!
とにかく、トマトがふんだんに使われているカレーです!
こちら北本市では、トマトの栽培が活発に行われており、優良品のとまとはそのまま出荷、そうでないトマトは「トマトクリーム」や「トマトピクルス」などにして売り出すことで、無駄のない経済システムを構築させて有名になったそうです。(北本トマトカレーHPより)
そんな北本トマトカレーですが、北本トマトカレーの会により、定義がつけられているそうです。
一. ライスをトマトで赤くすること
二. ルーにトマトを使用すること
三. トッピングにトマトを使用すること
写真のトマトカレーを私は食べたのですが、上の定義全てに当てはまっていました!実は私、トマトがそれほど好きではないのですが、これはしっかりと美味しいと思いながら食べることができました!
ライスも赤かったですが、細かく刻まれたトマトも入っている?という印象です。しかも意外と量が多かったんですよね(笑)
やっぱりB級グルメを食べるっというのはいいですよね~。
さて、この北本トマトカレーですが、実はすごいグルメ…!
2014年と2019年、神奈川県横須賀市で開催された、よこすかカレーフェスティバル 全国ご当地カレーグランプリで優勝を受賞したカレーなのです…!その他の年においても、準優勝や3位をとるなど、かなりの好評をもらっているカレーなのです!ぜひ一度、北本駅に降り立ってトマトカレーを食べるのはいかがでしょうか!?
おまけの北本駅です。
⑵ 行田駅
続いては、埼玉県行田市にある行田駅です。私は行田駅に行って回ってから北本駅へ行きましたが。
行田市は、暑くて有名な熊谷市の南に隣接している市です。高崎線の他に、秩父鉄道も走っています(東行田駅、行田市駅など)。
ここは、歴史好きが埼玉県を訪れるならば、まずここを訪れないと話にならないよね?というところです。
出ました!古墳群!!
そもそも「埼玉」の由来となった場所がここ行田なのです。
ここの地名は、前玉(さきたま)といいますが、この地名から埼玉県になったという説があるみたいです。
ここにはいくつかの大きい古墳、いわゆる前方後円墳があります。特に、鉄剣が発掘された稲荷山古墳は、高校の日本史の教科書に出てくるくらい歴史学では大変重要な古墳です。
歴史的に非常な重要な跡がある行田市に、ぜひいってみてください。
なお、さきたま古墳公園のすぐ近くに、さきたま史跡の博物館があるので、そちらとあわせて訪れるのもいいでしょう。
アクセスの仕方がややしにくい場所なので、ここにアクセス方法を記しておきます。
・JR高崎線行田駅から⇒循環バスあり(時刻表に注意、そんなにバスありません)
ちなみに、古墳の上に登ることができます(もちろん、登れない古墳もあります)。
ぜひ、登って、何か分からないけどとりあえず権力を手に入れた?みたいな感覚を味わってみるのもいかがでしょうか(笑)
⑶ 深谷駅
深谷市については、ある程度知っている人はいるのではないでしょうか?
まずは、深谷ネギが有名。そして、ねぎで有名ということで誕生したゆるキャラの「ふっかちゃん」がいますよね。
今回は、それ以外のもので深谷の紹介をします。
まずはコチラ、深谷駅です。
いかにも、昔ながらの雰囲気を味わせるような駅舎になっています。
…んん?これを見て何かを思い出しませんか?というものなのですが、分かりますかね。
実はこれ、東京駅の丸の内側の駅舎に似せて造られたものなのです。
ちょっと似てるという印象を受けると思います。
もちろん、これには理由がありますよ。
東京駅のこの駅舎は、レンガで作られましたが、この煉瓦は主に深谷で作られた煉瓦を使用されています。
それだけ、明治時代のころの深谷のレンガ造りはかなり有名でありました。その名残から、深谷駅の駅舎が改装され、東京駅のような駅舎が出来上がったということです。
東京駅と深谷駅のつながりをここで見せた、ということですね。
さて、この煉瓦づくりに貢献した人物の一人として、これから一万円札の肖像になることが決定された渋沢栄一がいます。
深谷市に渋沢栄一の記念館があるので、そこにお邪魔するのもよいでしょう。
「くるりん」というコミュニティバスで向かいます。歩きではいけないところにあります。
フリーパスで200円という大変安い値段で乗ることができますよ。
コミュニティバスはどこも安いものですよね。
ここが渋沢栄一記念館です。
小さめの博物館ですが、渋沢栄一に関することをここでたくさん学ぶことができますよ。しかも無料で!
どうやら、新一万円札になったということがきっかけで訪れる人が増えたようです。今はコロナで減っていると思いますが…
そんな感じで、深谷市は今、何かとあつい場所となっています!この深谷市に足を運ぶのもいいですね!まずは駅舎から味わってみましょう!!
頭にネギが生えているのが特徴です。多分(笑)
そんな感じで、埼玉県内を走っている高崎線の沿線紹介です。
あまり観光としては注目されない場所でありますが、調べてみると面白い場所がたくさんあります。今度はJR宇都宮線でも面白いところがないか自分も調べようと思っております。