千葉シリーズ⑦ー大自然の中のハイキング・養老渓谷駅
テーマ:ローカル鉄道に乗ってハイキングに出かけよう!
さて、再び千葉シリーズへと戻ってまいりました。
今回は、養老渓谷のご紹介となります。
養老渓谷は、千葉県の人気ハイキングコースの一つです。場所は千葉県市原市。市原市の中でもかなり南のほうにあります。
〇 小湊鉄道
いかにも、昭和風を感じさせられるような車両という印象です。これが鉄道界の中では人気なのですよね。
小湊鉄道はJR内房線の五井駅を始点とし、上総中野駅まで走る路線です。さらに上総中野駅からは、いすみ鉄道に入り、JR外房線・大原駅へとつながっています。
つまり、小湊鉄道といすみ鉄道の二つの路線で房総半島を横断することができる、ということになります。
近年、「チバニアン」が話題にあがりました。「チバニアン」は簡単にいうと、地磁気の逆転が起こったということを示している地層のことであり、それが千葉県市原市で発見されたことをきっかけに名前がつけられたものです。なんと、チバニアン期とつけられ、世界の教科書に掲載されるのだとか…!
そんなチバニアンの最寄り駅も小湊鉄道にあるのです!駅は「月崎駅」となります。駅から30分ほど歩くのだそうですが、世界の教科書に掲載される地層ですから、行く価値はかなりありそうですね…!
さて、いよいよ本題の養老渓谷駅へとまいりましょう。
〇 養老渓谷駅
養老渓谷駅は、小湊鉄道の終着駅・上総中の駅の1つ手前の駅です。内房線の五井駅から1時間ちょっとかかります。
房総半島の自然を身体に味わいつつ、養老渓谷への道を進むということになります。
※「チバニアン」の最寄り駅の月崎駅は、養老渓谷駅の2つ手前の駅です。五井駅から50~60分ほどです。
私が養老渓谷に訪れたときは、GWの真っ最中でしたので、かなりの人が訪れていたという様子です。
私はいつも一人で様々なところに訪れていますが、養老渓谷に関しては、中学時代の友達と一緒に行きました。
基本的に、養老川(養老渓谷)向かって歩いてハイキングを行うというかたが多いと思います。その他としては、粟又の滝まで行くという方もいらしゃる、というところでしょうか。
駅名標からも、昭和の香りが漂っていますね~
「かずさおおくぼ」が、「かずさおゝくぼ」となっているところが、個人的に好感をが持てます!
養老川の水に触れながら、大自然を感じながら周辺を歩くことができます。
川だけでなく、トンネルの中を歩いたりなど、冒険心を持ちながら散策するというステキな体験を行うこともできますよ!
駅から渓谷まで距離はありますが、そこまで行くにあたっての景色を堪能しながら歩くのは最高でしたよ!
〇 おまけ
いすみ鉄道は、沿線に咲き誇る菜の花で大変有名な路線になります。3月前後にその菜の花を見にいすみ鉄道を訪れる方がたくさんいらっしゃいます。養老渓谷とついでにいすみ鉄道にも乗ってみてください!日帰りで行けますよ♪
〇 アクセス方法(養老渓谷)
東京駅 7:24発 JR総武快速線・千葉行
千葉駅 8:14着
8:22発 JR内房線・君津行
五井駅 8:41着
8:49発 小湊鐡道・上総中野行
養老渓谷駅 9:53着
料金:2,270円(JR線990円+小湊鐡道1,280円)
ちなみに時間はかかりますが、五井駅9:09発 養老渓谷駅11:08着の里山トロッコ号が運行されていますので、そちらに乗って養老渓谷に行くのもよいと思います♪
〇 お得な乗車券
・1日フリー乗車券
小湊鐡道全線乗り降り自由の路線であります。五井駅~上総中野駅間乗り降り自由です。大人1,840円と、かなり破格の値段です。
・房総横断記念乗車券
こちらは、小湊鐡道といすみ鉄道両方に使用できる切符です。2路線に使えてなんと1,840円とかなり安いです!
ただし、こちらの切符には条件があります。途中下車をすることはできますが、戻ることはできません。つまり、小湊鐡道の五井駅から使用するのであれば、途中下車をしつつ反対側の大原駅を目指さなければならないということです。しかし、1番安く様々な地域を回りたいのであればおすすめの切符です!
その他にもお得な切符がありますので、ぜひ調べてみてくださいね!
ということで、今回はこの辺で!