宮城シリーズ①ー石巻・女川
テーマ:完全な復興はまだまだ先のこと
※この情報は、私が2017年9月に訪れた石巻・女川の様子をもとに書いております。今の状況によっては変化しているところもあると思いますので、その部分につきましてはご了承願います。
突然ですが、この記事を読んでいらっしゃる方々はこの建物が何か分かりますか?
随分綺麗な建物だという印象を受ける方が多いと思います。
こちらは、JR石巻線の女川駅と「yupoppo」という温泉施設が合体したものなっております。ちなみに、「女川」は「おながわ」と読みます。
女川という地名を聞いてピンと来る人は半々くらいかと思いますが、石巻と聞けばピンと来る人はほとんどかと思います。そして、石巻といって思い出されるものは…そう…東日本大震災ですよね。
この女川駅周辺もかなりの被害を受けた地域であります。
震災が起きたから女川駅が復活するまで実に約4年かかりました。
しかし、この温泉施設であるyupoppoと共に女川駅が復活したことは、復興のシンボルとして大々的にニュースに取り上げられました。町民の皆さんも県民の皆さんもかなり喜ばしかったことでしょう。
駅から海のほうへとつながる道です。
道の両側には店が立ち並んでいます。こちらもかなり綺麗に整備されている状態ですね。
しかし、海の周辺(海というより湾と言った方が正解ですかね)の様子をみると、まだまだ復興するまで時間がかかりそう…ということを実感しました。
この一枚の写真を見ると、信号機がまだ直ってない状態です。道路が通っていない方向を向いている信号機もあります。
別の写真を提示してみました。こちらに関しても復興しきっていない様子が分かるのではないでしょうか。がれきなどといった不要物がたまっています。
これらは全て3年前に撮影したものなので、3年たって復興は進んでいると思いますが、まだ完全にしきっていない地域も存在するということを忘れてはいけないのかなと思います。テレビではもうほとんど報道されなくなってしまいましたからね。もう一度訪れて今の状況についてぜひ知りたいものです。
〇 石巻
上の写真が石巻駅の入り口となります。
石巻駅は仙台駅からJR仙石線、またはJR仙石東北ラインの列車で行くと一本で行くことができます。
駅舎をみると、何やらキャラクターがいますね。これは、石ノ森章太郎という、仮面ライダーやサイボーグ009などを初めとした大ヒット作品を手掛けた人物のゆかりの地であるということに関係します。市内には『石ノ森萬画館』もあります。特撮などが好みの方にはぜひおすすめするべき場所かと思います。
石巻市役所にもキャラクターがいました。これは仮面ライダーに出てきたキャラですね。名前は分かりません(土下座)
このように、石巻市には様々なキャラクターの像みたいなものがあちこちにいます。散歩しながら巡ってみるのもよさそうですね。
これは、震災の被害を伝えているものになります。
ここまで津波の高さが来ましたよ、ということを示してます。市の中心地も結構な高さの津波が押し寄せたということが分かると思います。侮ってはいけませんよね…。
最後にグルメの紹介です!
石巻といえば!ということで焼きそばを思い浮かべる方も中にはいらっしゃると思います。
ということで、私も石巻市に来て石巻焼きそばを食べてきました!駅から5分ちょっと歩いたところで食べたので、お手軽に食べることができました。料金もそこそこ安かったと思います。
味は美味しかったということはよく覚えていますよ!ぜひ一度食べてみてほしいものですね~
〇 アクセス方法例
仙台駅 9:04着
9:25発 JR仙石東北ライン・特別快速・石巻行
石巻駅 10:14着
10:36発 JR石巻線・女川行き
女川駅 11:01着
料金:12,290円(乗車券6,930円+はやぶさ特急指定券5,360円)
JR石巻線の石巻ー女川間は列車の本数がかなり少ないです。おおよそ2時間に1本だと思ってください。
ちなみに、近くの観光地ですと日本三景で有名な松島をはじめ、金華山、気仙沼などがありません。宿泊地ですと作並温泉、秋保温泉、鳴子温泉をはじめたくさんありますよ