栃木シリーズ⑥ー日本遺産に選ばれた大谷石の博物館・大谷資料館

テーマ:宇都宮人なら一回は行くべき資料館!

 

10月になりましたね。随分涼しくなってきたというところです。

あいにく私は卒業論文に向けての資料収集で一日が明け暮れるという生活を送っております。とりあえず早くエクセル入力から卒業してたっっっくさん考察していきたいと思う次第であります…(^^;)

 

なお、10月下旬から約2週間にわたる実習が始まってしまうので、下旬からまたブログの更新をしばらくお休みさせていただきます。また、実習後も卒論の進捗によっては更新頻度が遅くなる可能性も充分にありますので、あらかじめご承知おきください…。

 

さて、ここからが本題です。

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なんだこの、いかにも神秘的な空間は…!と思った方が多いかもしれません。

これが大谷資料館の館内の様子となります。私も資料館について調べたとき、イメージと全然違う…!と思いました。ふつうは、建物の中に様々な展示物があって…を想像しますよね(笑)

 

〇 大谷資料館

さて、この大谷資料館はどこにあるかというと、栃木県は宇都宮市にあります。

JR宇都宮駅から西方面に約7,8kmほどといったところでしょうか。駅から大谷資料館方面に向かうバスが存在するので、アクセスの面では心配ございません。

 

 

大谷資料館は、名前にあるとおり大谷についての話になりますが、ここで扱われているものは大谷石となります。この大谷石実は日本遺産に選ばれているのです。

大谷資料館の建物の中は、まさに大谷石の地下採掘場跡を使っているということになります。

 

大谷石

その名の通り、大谷一帯で採掘されている石となります。宇都宮市内の建物で使われているものが多く、JR宇都宮付近にある餃子像東武宇都宮駅付近にある松が峰カトリック教会をはじめ、帝国ホテル旧本館にも使われるなど、有名な建物にも使われていることもあります。

そして、大谷石が有名になった要因としてあげられることについて耐火性に優れていことが挙げられます。

関東大震災第二次世界大戦で甚大な被害を受けたなか、大谷石で作られた建物に関しては被害をそれほど受けることなくすんだという話があるそうです。そこから大谷石が全国で有名になったといわれているみたいですよ。

 

さて、話を戻して大谷資料館の紹介を行いましょう。

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大谷資料館・入り口

こちらが大谷資料館の入り口となります。思いっきり「地下坑内入口」と書いてあるのが分かると思います。

ここから大谷資料館の地下空間に入っていくことになります。

ちなみに、建物の両端の地形がやけに険しいような気がしますよね…。

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大谷の地形1

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大谷の地形2

こんな感じでやはり険しいということが分かると思います。

大谷に入って印象に残る景色といったら、このような地形ではないでしょうかね。

ここから資料館まであと少しだ…!というワクワク感がとまらない!という人もいそうですよね。

 

さて、大谷資料館は地下にあるということから、太陽の光が全く届きません。

そのため、中はかなり寒くなっています。

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大谷資料館内の温度計

こちらは、資料館内にある温度計となります。見てみるとなんと、10℃!寒い!!

ちなみに、私は8月という一番暑い時期に行きました。外は35℃前後ですが中は10℃です。半袖で中に入ると痛い目にあいますよ(笑)。

なので、自分で寒さ対策をしておいたほうが良いです。ブランケット貸出をやっている時期もありますが、現在はコロナ対策で休止しているようです。上着を持っていくなどして調節をこころがけるようにしましょう。

 

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しかし、中は本当に神秘的ですよね…。今は博物館化しているので見やすくはなっているかと思いますが、昔はこのような中で採掘を行っていたそうです。

この資料館の中では、その跡の見学や採掘の仕方について学べる施設となっています。ぜひ、日本遺産になった大谷石のスゴさについて学び、体感してみてください。

 

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この絶妙な明るさがまたいいんですよね…

 

さて、大谷資料館は大谷石の採掘場として有名な場所でありますが、もう一つ、撮影場所として多く使われている場所であります。

例をあげると、私の大好きなGLAYの「Soul Love」のpvで大谷資料館が使われました。その他にも、B'zやX JAPANなどといった有名なバンドグループをはじめ、様々な方々がpv場所として選んだという実績があります。

 

また、下の写真を見てください。

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これは…何かのドラマの名シーンでしょうか…?どんなドラマかはすみません、私は把握できていませんが、このようにドラマにおいても様々なシーンで使われているということが想像できますよね。

実際に資料館の中にもドラマやpvに関してのギャラリーが展示されていますので、それを見ながら楽しむのもいいと思います。

あ、ここで○○が〇〇の曲を歌ったのね、という感じで資料館を回るというのもまた面白そうですよね。

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ということで、今回は大谷資料館についてのご案内でした。

宇都宮というと真っ先に思いつくものは餃子だとは思いますが、実は宇都宮には他にも魅力がたくさんあるのです!

それを探しに、ぜひ宇都宮においでくださいませ!

 

〇 アクセス方法例

⑴ 新幹線利用の場合

東京駅  8:08発 東北新幹線・やまびこ127号・仙台行

宇都宮駅 9:01着

 

宇都宮駅西口 9:15発 関東自動車・[45]立岩行

資料館入口  9:42着

徒歩7分で到着

 

料金:5,480円(乗車券1,980円+新幹線指定席3,040円+バス料金460円)

 

⑵ 在来線利用の場合

東京駅  8:22発 上野東京ライン・宇都宮行

宇都宮駅 10:14着

 

宇都宮駅西口 10:35発 関東自動車・[45]立岩行

資料館入口  11:02着

徒歩7分で到着 

 

料金:2,440円(乗車券1,980円+バス料金460円)