青森シリーズ③ー津軽半島・津軽鉄道の旅
前回のブログで、リゾートしらかみの乗車記の記事を投稿いたしました。
今回はその続き、五所川原駅に到着した続きからになります。
先に行っておきますと、ルートは
となります。津軽鉄道全線乗車するのはもちろんのことです。
ちなみに、終点の津軽中里駅から、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅へ向かうバスがありましたが、昨年の9月に廃止になったようです。その代替として事前予約制の乗合タクシーの運行を始めたようです。
津軽鉄道は、津軽五所川原駅から津軽中里駅を結ぶ私鉄路線となります。
この時点で、地元ローカル線の雰囲気を味わうことができますね。
こちらが私が乗車した車両になります。
一両編成、オレンジと緑を基調としたデザインになります。
車両の前側に「走れメロス」が書かれている部分をみることができます。これは、金木が走れメロスを著した太宰治ゆかりの地であることに起因します。
てことは、文学の町であるということがいえそうですね。
これはなんでしょうかね…。
廃車ではあるでしょうけれど、いつごろからこのような状態になっているかは分かりません。なぜこの状態のものを保存してあるのかも不思議でした。
津軽鉄道は、ストーブ列車を走らせる鉄道として有名です。
しかし、私は9月に五所川原へ行ったのでその話はカットします(笑)
津軽鉄道で金木・津軽中里方面へ向かいましたが、…まあ、確かにテレビもねぇ!ラジオもねぇ!と思わせるような場所はありましたね…(笑)
さて、列車は金木駅へ到着します。
金木に来たら必ず訪れなければならないといってよい場所・斜陽館です。
こちらが太宰治の生家となります。今は博物館状態となっている部屋もありますが、当時の面影が残されています。文学散歩を趣味としている方は必ず訪れておきたいところです。貴重な史料もありました。
ちなみに、斜陽館のすぐ近くに津軽三味線記念館もあります。
津軽の文学・文化の両方を学ぶことができます。セットの券もありますので、両方を巡るのがよいと思います。私もそのようにして金木をめぐりました。
さて、金木を後にして終点の津軽中里駅です。
地元に帰ってくるって、こういうことを意味するんですかね…。
津軽中里駅周辺に特別何かあるというわけでありません。地元の人・奥津軽いまべつ駅に行くということでなければ、ここを訪れる人は物好きでない限りほぼいないことでしょう。
でも、やっぱり終着駅はいいですね。地元の人の温かさを感じることができます。周辺を散歩して青森駅へと戻りました。
ここで2回にわたって青森旅の話をしてきました。あともう一度青森旅の話にお付き合いください。