愛媛シリーズ①ー道後温泉旅行記~坊っちゃん列車に乗って~
テーマ:夏目漱石ゆかりの旅
かなり久しぶりの投稿となってしまい、申し訳ございません。
就活も落ち着きましたので、これからは週に1回(できたら2回)、旅行ブログの投稿ができればと思います。
さて、今回は愛媛県について触れていきたいと思います。
愛媛県には、四国の中で最も人口が多い松山市があります。人口は50万人をこえていたでしょうか。
松山市の主要観光地といえば、
・松山城
・道後温泉
などがありますが、今回は道後温泉に焦点をあてて記事を書いていきます。
〇 道後温泉
こちらが道後温泉本館となります。
道後温泉は、市街地から離れたところにあるわけではありません。むしろ、市街地の中にあるといってもおかしくないところにあります。
アクセス方法は、伊予鉄道(いよてつ)を使うのがメインとなります。
松山駅から道後温泉まで直線距離で4kmほど、意外と近いところにあります。伊予鉄道でいくと、30分ほどで到着します。
この道後温泉ですが、3000年もの歴史を持つ大変古い温泉として知られ、白鷺伝説を持っている温泉であります。
明治時代になると、松山市に関係する人物の中で、一番のキーパーソンといっても過言でない夏目漱石が、英語教師として松山市に赴任しました。彼は建物の立派な姿に感銘を覚え、毎日のように通っていたそうです。夏目漱石の代表作である『坊っちゃん』には、道後温泉を「住田の温泉」として登場させました。それだけ道後温泉のことを気に入っていたといえると思います。
そんな歴史のもつ道後温泉には、やはり大勢の方が訪れる場所であります。
ゆっくり入ることはできませんでしたが、それでも良い湯心地で楽しむことができました。
道後温泉駅から本館に向かうのに、多くの方はこのアーケード街を通ることになるかと思います。
ここには食事処はもちろん、お土産屋さんや、愛媛といえばの柑橘類を取り扱うお店などがたくさんありました。ここでお土産を済ませるということも充分にありですね。
ちなみに、愛媛のご当地グルメである鯛めしも、そこで食べることができますよ。
上の写真が鯛めしとなります。私も食べてきました。
鯛めしは大きく2つに分かれます。
① 松山式の鯛めし⇒焼いた鯛を乗っけるタイプ(炊き込み)
② 宇和島式の鯛めし⇒刺身の鯛を乗っけるタイプ
があるようです。私が食べたのは②の宇和島式の鯛めしです。おいしかったです。
私が訪れた店の場所は、アーケードの中というより、本館のすぐ近くの食事処(ホテルと併設されている店)でした。
〇 坊っちゃん列車
さて、私は単に道後温泉に行ったわけではありません。
道後温泉に行くのに、私は「坊っちゃん列車」という観光列車に乗車して道後温泉に向かいました。
(写真見て思い出したんですが、この時は雨が降っていたんですね(^^;))
松山市駅から道後温泉駅までおよそ20分間の間、明治時代のロマンに触れながら道後温泉へ向かうことができます。(坊っちゃん列車の時刻表は、伊予鉄道のHPをチェック!)
料金は800円と、やや高い気もしなくはありますが、坊っちゃん列車に乗るととある特典がついてくるので、後程紹介します。
文字が、明治時代に書かれているようなものになっていますね。五箇条の御誓文を想像させますね…(笑)
車内はこんな感じです。いかにも木を使って造られたという雰囲気がしますよね。これぞ、明治時代風の雰囲気。
乗車すると、車掌さんが夏目漱石や道後温泉などにまつわるお話をしてくださったり、記念写真を撮影してくださったりしてくれますので、写真撮影はぜひ、声をかけてみてはいかがでしょうか。
終点の道後温泉駅です。20分の明治へタイムスリップの旅はあっという間に終わってしまいますが、夏目漱石を巡る旅はまだまだ始まったばかり。ここからいよいよ道後温泉へ向かって、ゆっくり温泉に浸かるというわけです。
※ 坊っちゃん列車に乗るともらえる特典とは…?
先ほど、坊っちゃん列車に乗ると特典がもらえると記述しました。
その答えは、乗車券の裏に書かれています。
ぶれて見えないかもしれません…
乗車券の裏に、いよてつ高島屋の大観覧車くるりんにお一人様1回無料でお乗りいただけると書かれてあります。
というより、写真みると分かりますが、すでに乗っちゃってますね(笑)
いよてつの大観覧車は1回乗ると700円かかります。
それを坊っちゃん列車に乗ると無料で乗れるということで、かなりお得です!!!
てことで、道後温泉を満喫した後、ホテルに向かう前に寄ってきました。大観覧車くるりんは、松山市駅のすぐそばにある高島屋にあります。
くるりんから見える景色を1枚だけ載せておきます。
山みたいなものの上で光っているものは、松山城ですね。
てっぺんまで行くと、松山市街を一望することができます。ぜひ乗ってみてください。
近いうちに、松山城の観光についても投稿する予定です。
<アクセス方法>
やはり、せっかくの四国なので1泊はしてほしいですよね。
とりあえず、松山だけを満喫する旅行という想定で行きと帰りのアクセス例を載せておきます。
・行き
東京駅 7:09発 新幹線のぞみ9号・博多行
岡山駅 10:22着
10:35発 特急しおかぜ7号・松山行
松山駅 13:15着
料金:21,230円
・帰り
松山駅 14:23発 特急しおかぜ22号・岡山行
岡山駅 17:11着
17:23発 新幹線のぞみ44号・東京行
東京駅 20:36着
料金:21,230円
往復:42,460円
ちなみに、羽田空港から松山空港まで飛行機で行く方法もありますので、参考にしてみてください。
では、今回はここまでです。
次のブログ投稿まで、できるだけ日を空けないように頑張ります。