福島シリーズ①ー勿来の関、勿来の海 ~来るなかれ~
今回から福島県シリーズもやっていこうかなと思います。
(まあ、いわき市と南会津町ぐらいしか行ったことがないので、すぐに終わりそうな気はしますが…(笑))
いわき市は福島県のなかでもかなり大きい面積を誇る街であります。その市内の南に勿来が位置しています。もともとは勿来市として独立していましたが、現在はいわき市に合併されています。
勿来駅へのアクセスは常磐線をひたすら北上するのみです。一部の特急列車は勿来駅に停車します。
ちなみに、勿来駅は常磐線のほぼ中間のところに位置している場所であります。
勿来駅ー仙台駅 178.1km
隣の大津港駅から勿来駅の間に中間地点があるということになります。
(ただし、常磐線の正確な範囲が上野~仙台ではないため、正確には異なります。)
まあ、ここでは茨城県から福島県に入った段階で常磐線の半分が終わったという解釈をすることにします。
ちなみに、勿来駅は東北の駅100選に選ばれている駅でもあります。
駅に降りると、すぐに勿来の関跡と思わしきものがあります。
歴史的な話をすると、関東から福島県への行き来をする主な行き方は二つ、白河の関を通るか、勿来の関を通るかの二つが主となります。しかし、勿来ってすごい名前ですよね。「勿」と「来」の間にレ点をいると、来⇒勿の順番、来るなかれという名前になります。今の北海道の「蝦夷」の南下を防ぐ意味という説があるみたいですが、確証的なものはないようです。
1.勿来の関跡
正確には、現在は「勿来の関公園」という名前として観光地となっています。
公園入口にあるこの像は「源義家像」になります。平安時代の末に活躍した武士であります。
勿来駅から勿来の関公園まではおよそ2km、時間にしては30分ほどかかります。しかし、勿来駅~勿来の関公園の道の半分は坂道となっています。当たり前ですが登り坂です。結構大変ですので頑張ってください。という感じです(笑)
勿来関には昔、様々な歌人の方が訪れていたみたいです。そのため、公園には歌人の方が作った歌が句碑がたくさんあります。そして、勿来の関公園から太平洋を見れる場所があります。太平洋を見ながら、句の情景を思い浮かべながら公園を堪能してみるのもいいと思います。ちなみに、勿来関文学歴史館も公園内にあります。勿来についてさらに知りたいことがあればぜひ行ってみてください。
2.勿来海岸
勿来の関は高いところにありますが、それとうって変わり、勿来駅のすぐ近くに勿来海岸が広がっています。
駅から勿来の関へ向かうときに使った道ではなく、車道の道をそのまま下って国道6号方面に向かうと、勿来海岸へ向かうことができます。私もそのような道で勿来海岸へと向かいました。
この鳥居は一体なんだろう…そういえば今でも私分かってなかったわ…(笑)知っている人がいたら教えてください(笑)
歩いている感じ、砂浜がかなり固かった…たまたまなのかな…。
勿来の関公園で広がっている太平洋を眺め、そして下に降りて海岸を楽しむことができるというのはいいですよね。勿来海岸をそのまま北上していけば、勿来駅近くまで行くことができます。私が勿来に行ったのは確か3月ですので、さすがに海水浴客はいませんでしたが、夏になるときっとたくさんの方が来られるのかな。勿来海岸から勿来の関公園を眺めるのもまたいいかもしれません。
<勿来までのアクセス>
行き:東京駅 7:32発 上野東京ライン・勝田行き
上野駅 7:38着
8:00発 特急ひたち3号・仙台行
常陸多賀駅 9:36着
9:43発 常磐線・いわき行き
勿来駅 10:23着
料金:4,990円
高萩駅 15:56着
16:16発 特急ときわ82号・品川行
東京駅 18:13着
料金:5,650円
ちなみに、特急使うか使わないかで移動にかかる時間が1時間前後違います。時間を取るかお金を取るか…ですね。
※あ、そういえば勿来駅周辺に昼御飯を食べる場所あったけな…コンビニは勿来海岸の近くにありますが、昼ご飯を食べる場所に関しては事前にリサーチしたほうがよいですね。
今回はここまでー