新潟シリーズ①ー春日山城跡に行くのは大変だ…(2018.9.2)

テーマ:難攻不落の春日山城

 

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上杉謙信

かっこいい像ですね。ここは新潟県上越市春日山城跡の近くにある上越市埋蔵文化財センターの入り口にあります。春日山城上杉謙信が入城していた城であったところのため、様々なところに上杉謙信ゆかりのあるものが置かれたりしています。また、春日山城日本100名城に選ばれている城でもあります。詳しい説明はここでは割愛します。

 

お城のある場所の特徴としては、江戸城大阪城のように今となっては大都市として発展している場所になっており、大いに栄えています。しかし、春日山城は今となっても栄えているとはいえないくらいの場所となっています。むしろ、今の春日山城跡は何もない高い山の上にあります。江戸や大阪は、城の周りに城下町をつくって商業などを発展させることで経済を発展させるということにつながりますが、春日山城は本当に戦いのために作られているんだな…ということを実際に行ってみて実感しました。

 

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春日山城駅(妙高はねうまライン

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春日山駅周辺

春日山駅は1時間程度に1本電車がやってくる駅となっています。ここが春日山城跡に行くアクセス駅となっています。しかし、ここから城跡に向かうのが結構大変…

 

まず、春日山城跡に向かうバスはありません。そのため、タクシーを呼んで城跡に向かうということを考えない限りは徒歩で行くしかありません。レンタサイクルあったっけ…。その途中に上越市埋蔵文化財センターがあり、そこに春日山城に関すること、上杉謙信に関すること、その他春日山城に関する歴史人物に関して学ぶことができます。そこで春日山城について学習してから城に行ってみるのもよし、一旦春日山城跡に行ってから文化財センターで学ぶのもよいと思います。私は後者をとりましたが、こういうのは前者のほうがいいかな…。(笑)

 

さて、駅から春日山城跡に向かうということになるのですが、この道のりがかなり大変。

 

その道程の写真についてはどうやら撮るのを忘れていますが、上越市埋蔵文化財センターを過ぎたあたりから急な上り坂がずっと続いていきます。山の上にあるので仕方ないことですが、行きは本当に疲れました…(笑)

駅からの所要時間は徒歩40~45分、その中間あたりに文化財センターがあります。つまり、後半の20~25分はずっと急な上り坂を歩き続けることになります。

私が訪れたのは9月とかなり暑い時期…重い荷物を持って歩いていたので汗だくだくでした…。春日山城跡入り口付近にあるお土産屋さんの店員さんのご厚意で荷物を置かせてもらったことは本当に感謝しています。

 

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春日山城跡から見る景色1

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春日山城跡から見る景色2

城跡から広い平野の景色を見ることができます。また、写真にあげていませんが場所と気候によっては広大な日本海を堪能することもできますよ。現在の春日山城跡は草がと史跡跡があるだけで、その他には何にもなくなってしまっていますが、ここに難攻不落と言われる城があったんだ…ということを深く感じることができました。

 

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春日山跡内の様子

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春日山跡内の様子2

本当に山の中にある、今は静かな場所、夏草や 兵どもが 夢の跡 みたいな感じですよね。

 

城好きで・歴史好きであるならば、ぜひ一度行ってみてほしい場所だなと私は思います。アクセスはそれほどよくない場所でありますが、1泊2日で行ってみるなどの旅行の計画をたてて行ってみてください。春日山駅を出てから戻るまで所要時間は4時間ほどは見込んだ方がよいかと思います。文化財によるのであれば、+1時間~1.5時間というところですかね。徒歩で行くのは大変ですので、無理しないでタクシー使うというのも大いにありだと思います。

 

春日山駅までのアクセス方法>

〇 日帰りの場合(所要時間優先ルート)

 【行き】

 東京駅   7:52発 北陸新幹線はくたか553号

 上越妙高駅 9:54着

      10:18発 妙高はねうまライン直江津行き)

 春日山駅  10:30着 

 

【帰り】

春日山駅  16:06発 妙高はねうまライン(新井行)

上越妙高駅 16:17着

      17:13発 北陸新幹線はくたか570号

東京駅   19:12着

 

料金:片道9,720円(指定席料金)

 

その他にも上越新幹線越後湯沢駅からほくほく線経由で直江津へ行って春日山駅へ向かうというルートもあります。こちらのほうが1,000円弱安いですが、時間が30分以上長くかかり、乗り換えも増えるという欠点もあります。

 

宿泊の場合

私の場合は、

1日目:松本・長野

2日目:上越市春日山)、柏崎

という風にして計画をたてて旅行に行きました。その他にも糸魚川・富山方面を含めて春日山城跡に行くという計画も充分に考えられると思います。

 

以上、春日山城跡についてでした。