3時間半超の通学を3年間やってみての話(まだ1年残っている)

テーマ:超距離通学(船橋市宇都宮市

 

ご存じの方はご存じであり、ご存じでない方はご存じではないと思いますが、私は3時間半以上かけて大学へ通学している者であります。そんな人はめったにいないですよね…(^^;)

本心は引っ越したいところではありますが、通学したほうが経済的負担がかなり小さいことなどから、実家から通学している選択肢をとりました。

 

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1コマの授業受けるのに乗る電車

1コマの授業に行くのにこの電車に乗っています。

最寄り駅5:23発 府中本町行き

まあ、あまりにも早いですね…

ちなみに、2コマからの授業の場合、約一時間後の電車に乗っている状態です。

 1コマ開始 4:30起床

 2コマ開始 5:30起床

 

4月から4年生となりますが、4年生になると1,2コマの授業が今のところ入っていないので、この時間に起きなければならないということがなくなる予定です。一方で1年生の時は週4で4:30起きの生活をしていた時もありました…この時は本気でつらかったですね…金曜日は生きている心地がしなかった時もありました(^^;)

 

夏は5時半ごろだとすでに空は明るくなっていますが、冬は電車に乗って1時間たっても空は暗いままと、季節によって見る風景が全くことなる、というところ、そして、季節ごとに見る田んぼの様子を見ることなど、楽しみが様々なところに転がっているんですよね。特に今の時期は菜の花と桜がきれいに咲いている箇所もあり、そろそろ新年度が近づいているという気持ちを抱いています。来年度は卒業論文頑張らないとな…

 

・ 長距離通学して後悔しているところ

一番の後悔は、大学生らしい生活を送れていないことかなっと感じています。

大学生らしい生活の定義をするとなると、一人一人異なっていくとは思いますが、大学の外で様々な活動ができなかったということが心残りしています…。しなかった理由としてやはり、長距離通学で時間がないということを理由にしていました。サークルも入っていません(そもそも入りたいサークルがなかった)。ただ、NPOの方や街づくりに関わっている方々と一緒に何かの活動をすればよかったな…とは思いました。大学生だからこそできることであり、社会人になればそのような活動をする機会がなくなってしまいますよね。ボランティア活動として、南相馬のボランティア活動、足尾の山の植樹活動を1年生の時に行いはしましたが、2・3年生の時は何かやったかな…。街づくりに関しては、交通系と絡めて卒業論文のテーマにしようかな…とは思いますが、まだ模索中です。

 

あとは、友達と接する機会もないということも挙げられますね。代表的なものとしては飲み会ですね。といっても、分野やゼミの飲み会は遅い時間までやるというわけではないので、最後まで参加して船橋へ帰るということもできる状態です。ただ、10時を過ぎると新幹線を使わない限りは船橋に帰ることができません。そう、イムリミットは午後9時30分なのですその時間になったら店を出て、駅へ向かわざるをえません。そして、家に着くころには日をまたいでいることでしょう(笑)

 

その他の後悔は実はそんなにないんですよね。早起きは慣れれば眠いなーって思うだけですし、ならリアルゴールドで眠気すっきりさせればいいですし、大学の授業も人並みにいい成績を取ることができていますし、そのおかげで授業料半減の申請が通っていますし、学業に支障をきたさない程度に勉強することはできているので、その点についてはいいですね。

 

ちなみに、朝早く起きずに済む土日は、下手すると朝の10時まで寝ているときもあります(笑)

 

・長距離通学していいと思うところ

別に大学に入る前もそうでしたが、寝坊を滅多にしなくなりました。

こう見えて、長距離通学して授業に遅刻したことは1度もありません(ドヤ)。

万が一、通学路線で人身事故などによるトラブルが起きてもほとんどの場合、振り替え輸送で使える路線があるため、何とかなる状態です。現状、行きで一番ヒヤッとしたのは、大雪が降った日の翌日の通学でした。振り替え輸送使うのが数分遅かったら詰んでました…。帰りは人身事故がおきても遅刻になるということがないので、どうしようもないときはどうしようもない!で待つことも可能です(^^;)

そんな感じで、いつも以上に生活習慣に気をつけるようになりました。

 

あと、これも長距離通学とは関係ありませんが、今まで私は都会中心の生活をしていたので、地方・田舎地域に訪れる機会がぐーーんと増えました。そこから学んだことがかなりあり、ますます都会と田舎の格差問題について考えさせられるようになりました。活性化させるためには具体的にどのようにすればよいか、何か事例のある地域はないかなど、その点を中心にして3年生の時に論文を漁って学んでいました。その点で大学で学んでいるなという気分になれました。この部分を見ると、第一志望の大学に落ちてよかったな…と思ったりもしちゃいます。なんてね(笑)

 

これが私の考える長距離通学の利点かな。距離が長いので様々な駅に途中下車することができます。気になった駅に降りて散歩したり観光したりなどして、その地域の魅力を味わって帰るということもたまにしています。代表的なものとして

 ・越谷レイクタウン駅 レイクタウン

 ・春日部駅 サトーココノカド―(期間限定)

 ・幸手駅  権現堂の桜・菜の花

 ・柳生駅  3県境・道の駅 かぞわたらせ 渡良瀬遊水地

 ・新大平下駅 太平山

 ・栃木駅  蔵の街、新生姜ミュージアム

 ・国谷駅  道の駅 みぶ

などなど、寄ってみたいところがたくさんありました。このおかげで沿線について詳しくなりました。また、

 ・栗橋~新古河間 急カーブ&利根川、富士山(冬)

といった、よい景色を見れるところもあるので、楽しみながら通学することもできています。これがますます、旅行したい欲を出してくるんですよね。コロナ早く終われ!

 

・長距離通学あるある(ざっくりと)

⑴ 長距離通学している人は遅刻する人は少ない。大学の近くに住んでいる人に限って遅刻する人が多い。

⑵ 寝過ごしたら全然違う県にとばされるリスクがある。

⑶ たまに特急・新幹線で通学したいと思うときがある。

⑷ 明るい時間に地元にいない

⑸ 帰る前に飲み物を買っておく。

⑹ トイレのない電車でトイレに行きたくなると、遅刻のリスクが高くなるので駅に着くまで我慢しがち。

⑺ 冬の朝はすごく寒くてつらい

⑻ 平日の家の自由時間はほとんどない。

⑼ 大学の課題は土日でまとめてこなすことが多い。

⑽ テストが近づくと電車内で勉強する時間をしっかりと確保する

 

まあ、私はこうだよ…というものを挙げましたが、長距離通学している人の半数はこんな感じかな…と勝手に思っています(笑)

 

 

この生活もあと一年、どう過ごすかしっかりと考えて悔いのない1年を過ごすことができればと思います。